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女剣士怪人VSディアクリスタル

「あなたね!?最近巷で噂の辻斬り怪人というのは!?」

「辻斬り?それは言いがかりというものでござる。拙者は一本の剣を賭けての試合を挑んでいただけでござるよ」

「剣を持たぬ相手に試合も何も無いでしょう!!あなたのおかげで我が校の剣道部が何人自信喪失したことか!!その悪行もここまでです。クリスタルの輝きの前に、悪事のはびこる余地はない!!」

「ふむ、望むところ。主と出会った今、拙者にもこれ以上野試合をする理由はないでござる」

「ふぅん、私と出会ったから辻斬りをやめるっていうのね。殊勝じゃない」

「なにか、勘違いしているようでござるな?拙者は、わが母の悲願を達成できるから、これ以上の試合の必要がないといったのでござる」

「悲願?よくわからないけど、正義に目覚めたってわけじゃなさそうね。なら、あなたにはお仕置きが必要だわ。あなたのその堕落した剣、私のクリスタルソードで目覚めさせてあげる。堕ちた剣では、正道には勝てないわ」

「……吠えたな?我が剣、受けれると思うなよ」

「そういうのは、負けフラグっていうのよ。行くぞ、クリスタルソード、水晶流激!!」

「遅い!!必殺、魔剣流星落とし!!」

二つの剣の輝きが交差する。
一瞬の交錯、二人は背を向け合うように剣を抜いた体勢で止まった。

「ふっ、さすがクリスタルソード」

笑みを浮かべたのは、ディアクリスタルだ。
その笑みに対応するように、怪人のもつ剣が真ん中から折れる。

「未熟」

しかし、次の瞬間に血を拭き上げて倒れたのは、ディアクリスタルだった。
苦悶の声を上げて倒れ伏した彼女を、怪人は優しく抱き上げる。

「なに、敗者に情けをかけようっていうの?」

「いいや、そんなことはしない。ただ拙者は、母の悲願を達成するのみでござる」

「悲願、それが私と。何の関係があるっていうの……て、何よそのピコハンは」

「母の悲願。最強の剣を見つけること、最強の剣は最強の素材からなる。この世で最も優れた素材。それはホープクリスタルに相違あるまい」

「いたっ、だったらなんで私を叩くの!?ピコハンでも痛いものは痛いのよ!!」

「知っているぞ、ディアクリスタル。お主が巨大なホープクリスタルの権化だということは」

「!?あんた、まさか」

「左用、お前は拙者の剣になるのだ」

「くぅっ、誰が。あんたなんかに……」

「クリスタルフラッシュを使うつもりだな?だがそうはさせんよ。見えるかディアクリスタル、この柄が。これは、母の作り上げたホープクリスタルの力を外部から制御するための装置だ。これを」

「くらえクリスタルフラッんぎひぃぃぃ、お尻の穴に、何かっ!?うそっ、クリスタルエネルギーが、下がってく?」

「どうだ、わが母の遺産の味は。これが主の尻に刺さっている限りお主はクリスタルエネルギーを使うことはできない。ただのクリスタルの権化である娘でしかないのだ」

「んぐひぃぃ、そんなっ。こんなことがっ!!」

ピコンピコンと正義の味方を打つピコハンの雨。
異様な光景ではあったが、彼女はたしかにその雨によって作り替えられていったのだ。
もとよりやや鋭利なクリスタルアーマー、それがより鋭利に。
彼女の体ごと変わっていく。

「おひりが、よろひが、私と一緒になっちゃう♥ピコピコ叩かれて鍛えられちゃうヨォ♥アナルに刺さったお母様の柄が、とっても気持ちいいです♥あなたの手でいっぱいいっぱい切りたいの♥」

「無論でござる、主を手にした拙者は最強の剣士としてあらゆる相手を切るのでござるからな。さあ、もう一息。最強の剣に生まれ変われ!!」

「新生クリスタルソードにおまかせください♥」

その言語を最後に彼女はコロンとそこに転がった。
その姿はもはや人間のものでなく、一本の輝く剣としてであったが。
それを手にした怪人が世界最強の剣豪となるのは、また別のお話。

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